Anja Silja couronnée pour une vie sans concessions
ソプラノ歌手アニャ・シリヤがオーストリア音楽劇場賞の功労賞を受賞
86歳のアニャ・シリヤは、9月8日にウィーンのヴォティーフ教会で開催される第14回オーストリア音楽劇場賞において、そのキャリア全体を称える賞を受賞します。賞の創設者であるカール=ミヒャエル・エブナーは、「アニャ・シリヤは役を演じたのではなく、役を自らのものにした」と説明し、台本に忠実すぎるよりも、登場人物の矛盾や深淵を常に優先した芸術家であると称賛しています。この情報はオーストリアの日刊紙『ディ・プレッセ』によって報じられました。
幼少期から祖父エゴン・ファン・レインの指導を受けたベルリン出身のこのソプラノ歌手は、10歳で最初のコンサートを行い、1956年にブラウンシュヴァイクで『セビリアの理髪師』のロジーナ役としてデビューし、19歳で『魔笛』の夜の女王を歌いました。1960年のバイロイト音楽祭でのゼンタ役の熱演は、ヴィーラント・ワーグナーとの重要な協力関係の始まりとなり、ヴィーラントは彼女にエルザ、ヴェーヌス、エリーザベト、エーファ、フライアといった役を託しました。しかし、シリヤはワーグナーの枠に留まることはありませんでした。ベルクの『ヴォツェック』のマリーや『ルル』のタイトルロール、あるいは『サロメ』、『イェヌーファ』のコステリニチュカ(サクリスタン)、そして100回以上歌った『マクロプロス事件』のエミリア・マルティといった役柄は、演出家としても活動を広げた彼女の並外れたキャリアの広がりを証明しています。まさに、単に役を歌うことに満足しなかった芸術に対する生涯功労賞といえます。
記事「Anja Silja couronnée pour une vie sans concessions」は、『Forum Opéra』に最初に掲載されました。

