INTERVIEW 柴田俊幸(たかまつ国際古楽祭 芸術監督)|高松・川口・栃木・藤沢で届ける古楽の愉しみ
フラウト・トラヴェルソ奏者の柴田俊幸が10月に一時帰国、第9回「たかまつ国際古楽祭」や各地公演について語る

フラウト・トラヴェルソ奏者として、ベルギーとフランスで教鞭をとりながら演奏活動を行う柴田俊幸が、10月に一時帰国する。柴田は芸術監督として9回目を迎える香川の「たかまつ国際古楽祭」をはじめ、アントネッロによるバッハ「マタイ受難曲」への出演、栃木市でのデュオ公演など各地のステージに出演する。
「たかまつ国際古楽祭」(10/30〜11/2)の今年のテーマは「四国と四季のピザ祭り イタリア古楽、焼き上がりました!」で、あえてヴィヴァルディの「四季」は演奏せず、モンテヴェルディやコレッリなどの中世・ルネサンス・初期バロックから広がるイタリア様式の音楽に焦点を当てる。また、四国4県の名産品を使った限定ピザなど「食」とのコラボレーションも行われる。
海外からはベルギーの声楽アンサンブル「ディオニュソス・ナウ!」や、フィンランドの中世音楽アンサンブル「アモール・セウ」が来日するほか、アントネッロの濱田芳通、出口実祈、アン・クノップらも参加する。ガラ・コンサートではポルポラのフルート協奏曲ニ長調(おそらく日本初演)なども演奏される予定である。
また、10月27日には神奈川・藤沢のレスプリ・フランセで「たかまつ国際古楽祭 in 湘南」が開催され、アン・クノップ、出口実祈、布施砂丘彦とともに、415Hzのピッチやバス・ド・ヴィオロンを用いてモーツァルトのフルート四重奏曲全4曲を演奏する。
さらに、10月11日には栃木市のホリ電コスモスホールでチェンバロ奏者の中野振一郎とのデュオ公演を実施。そして帰国最初の舞台として、10月3日・4日に川口総合文化センターリリアで行われる濱田芳通&アントネッロのJ.S.バッハ「マタイ受難曲」に出演する。

