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🇯🇵 日本オーケストラOntomo · 2026年11月6日 10:02 · ニュース· 約1分で読めます

30秒でわかるブラームス:交響曲第2番

音楽評論家の寺西基之が解説するブラームス作曲「交響曲第2番」の概要と楽曲の魅力

日本語要約
音楽評論家の寺西基之によるブラームスの交響曲第2番の解説。同曲は1877年、南オーストリアの避暑地ペルチャッハで短期間のうちに作曲された。緊張感に満ちた第1番とは対照的に、牧歌的で明るく流麗な作風でありながら孤独な陰りも併せ持つ。全4楽章の構成や編成情報も紹介されている。
全文(日本語)

ヨハネス・ブラームス(1833~97)は交響曲第1番を完成した翌年、避暑で訪れた南オーストリアの避暑地ペルチャッハでこの第2番に着手し、秋に仕上げました。長年の試行錯誤の末に生み出した第1番とは異なり短期間で書き上げられた作品で、作風も緊張感に満ちた第1番とは対照的に、牧歌的な叙情に溢れた明るく流麗な交響曲となっており、ペルチャッハの自然が映し出されているかのようです。その明るさの中に孤独な寂しい心情を思わせる暗い陰りも垣間見える点がブラームスらしく、情感豊かなロマン的な奥行きを与えています。

各楽章の構成は以下の通りです。

・第1楽章:ホルンの牧歌的な第1主題とチェロとヴィオラが歌う叙情的な第2主題を持つソナタ形式で、展開部で大きな頂点が築かれます。

・第2楽章:チェロが歌い紡ぐ寂しげな主題に始まる、内面感情を綴ったような味わい深い緩徐楽章。

・第3楽章:のどかな舞曲風の主部に躍動的なエピソードが挟まれます。

・第4楽章:喜ばしさの溢れるソナタ形式の急速なフィナーレで、最後は高揚感に満ちた輝かしいコーダで閉じられます。

【楽曲情報】

作曲年:1877年

演奏時間:約40分

編成:フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、テューバ1、ティンパニ、弦5部

▼関連キーワード解説 (1)
ブラームス人物・団体Wikipedia ↗

ヨハネス・ブラームス は、ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者。J.S.バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)と共にドイツ音楽における三大Bとも称される。ハンブルクに生まれ、ウィーンに没する。作風は概してロマン派音楽に属するが、古典主義的な形式美を尊重する傾向も強い。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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