LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
♪
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本コンクールGoogle News JP 現代音楽 · 2026年9月26日 10:02 · インタビュー· 約2分で読めます

エリザベートコンクール5位入賞のチェリスト北村陽…現代曲の挑戦やベルリン留学で成長 - 読売新聞

エリザベート王妃国際コンクール5位入賞のチェリスト北村陽、入賞記念リサイタルや留学の成果を語る

日本語要約
エリザベート王妃国際音楽コンクールで5位に入賞したチェリストの北村陽が、同コンクールの曲目を含む入賞記念リサイタルに臨み、近況や抱負を語った。コンクールでの現代曲への挑戦や作曲家からの言葉、ベルリン留学での学び、平和への思いなどを明かしている。
全文(日本語)

今年5月にベルギー・ブリュッセルで開催されたエリザベート王妃国際コンクールで5位に入賞したチェリストの北村陽が、コンクールで演奏した曲目も含めた入賞記念リサイタルに23日に臨んだ。

同コンクールは課題曲に現代曲が多く採用されており、北村は「自分が取り組んだことのないタイプの現代曲に挑戦できて、すごく成長できた」と語る。12人による最終審査では、中国出身の作曲家ファン・マンが書き下ろした新作に外部との連絡を遮断された状況下で取り組み、「すごく難しい曲でした。ファイナリストには、共通の課題に挑戦した仲間という意識を持ちました」と述べた。5位という結果には「再挑戦できないコンクールなので悔しさはあった」と明かしつつも、「ファン・マンに『あなたの演奏が一番私のイメージと近かった』と言ってもらえたのは自信になった。ベルギーの聴衆にも演奏を聴いてもらい、注目度の高さも実感した」と振り返っている。

リサイタルの前半では、コンクールでも演奏したブーランジェとプーランクに加え、「フランス音楽の世界に招き入れるのにふさわしい」としてドビュッシーを演奏した。後半は、昨年のベルビエ音楽祭で聴いて感動したという藤倉大の「Nobody’s Nothings」と、ショスタコービッチの「チェロとピアノのためのソナタ」を取り上げた。「2曲とも政治的弾圧が背景にある曲。前半と合わせて、作曲家の死生観や生きざまが見えてくるようなプログラムにしたかった」と意図を説明し、留学先のベルリンで戦争やホロコーストの歴史を学んだ影響にも触れた。

ベルリン留学はまもなく3年目を終える。師事するイェンスペーター・マインツについて「生徒と距離が近くてすごく気さくな先生」と話し、「ドイツ音楽の解釈が全く変わった。ドイツ語を普段から聞いていることも大きい。やっぱり留学はしたほうがいい」と実感を語る。現在22歳で、クラシック以外の音楽を学ぶなど幅を広げることに関心を持つ一方、「世界情勢も不安定になる中、国境を超えてメッセージを発信できるような、音楽家として平和を訴えるような大きなプロジェクトができたら」と抱負を述べている。

▼関連キーワード解説 (3)
ドビュッシー人物・団体Wikipedia ↗

クロード・アシル・ドビュッシー は、フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれることのない自由な和声法などを用いて作曲し、その伝統から外れた音階と和声の用い方から、19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も影響力を持った作曲家の一人。

藤倉大人物・団体Wikipedia ↗

藤倉 大 は、日本の現代音楽の作曲家。所属事務所はKAJIMOTO。

ショスタコービッチ人物・団体Wikipedia ↗

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ は、ソビエト連邦時代の作曲家。交響曲や弦楽四重奏曲が有名である。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
次に読むなら
北村陽 の他の記事
🇯🇵 日本コンクールインタビューGoogle News JP 現代音楽9/25 18:03
エリザベート王妃国際コンクール5位入賞のチェリスト北村陽、入賞記念リサイタルと近況について語る
エリザベートコンクール5位入賞のチェリスト北村陽…現代曲の挑戦やベルリン留学で成長 (読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
今年5月のエリザベート王妃国際コンクールで5位に入賞したチェリストの北村陽が、23日の入賞記念リサイタルに臨み、近況や抱負を語った。同コンクールでは現代曲の課題曲やファン・マンの新作に取り組み成長を実感したという。リサイタルではドビュッシー、ブーランジェ、プーランク、藤倉大、ショスタコーヴィチの楽曲を取り上げた。ベルリン留学3年目を迎えイェンスペーター・マインツに師事する北村は、平和を訴えるプロジェクトへの意欲も語っている。
北村陽ファン・マン
🇯🇵 日本室内楽レビュークラシックナビ9/24 13:02
チェリスト北村陽がエリザベート王妃国際音楽コンクール入賞記念リサイタルを開催、ピアノの秋元孝介と共演
北村 陽 チェロ・リサイタル
チェリストの北村陽がピアノの秋元孝介を迎え、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞(第5位)を記念したリサイタルを第一生命ホールで開催した。プログラムでは同コンクールで演奏したナディア・ブーランジェやプーランク、ドビュッシーのフランス物、藤倉大「Nobody’s Nothings」の日本初演、ショスタコーヴィチのソナタなどが披露され、アンコールにはカザルスの「鳥の歌」が演奏された。
北村陽秋元孝介第一生命ホール
チェリスト北村陽がエリザベート王妃国際音楽コンクール入賞記念リサイタルを開催、ピアノの秋元孝介と共演
🇯🇵 日本室内楽レビューGoogle News JP コンクール9/24 22:32
チェリストの北村陽が秋元孝介と共演、第一生命ホールで緊迫感に満ちたリサイタルを開催
北村 陽 チェロ・リサイタル - 毎日クラシックナビ
チェリストの北村陽が、ピアノの秋元孝介と共に第一生命ホールでリサイタルを開催した。本公演はエリザベート王妃国際音楽コンクール第5位入賞を記念したもので、ドビュッシー、N.ブーランジェ、プーランク、藤倉大(日本初演)、ショスタコーヴィチの作品を演奏した。
北村陽秋元孝介第一生命ホール
北村陽 の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇪🇸 スペインオペラニュースMundoclasico9/26 09:02
セビリアのマエストランサ劇場が10月のプログラムを発表、『ロメオとジュリエット』で声楽シーズン開幕へ
Roméo et Juliette abre la lírica del Maestranza en un octubre con flamenco y sinfónica
セビリアのマエストランサ劇場は10月、オペラ、フラメンコ、交響曲を組み合わせたプログラムを実施する。10月23日、27日、31日にはサーシャ・ヤンケヴィチ指揮、マキシム・リシインら出演による『ロメオとジュリエット』で声楽シーズンが開幕する。このほか第24回セビリア・フラメンコ・ビエンナーレの公演、ファゴット奏者やヴァイオリニストのイレーネ・アライサが参加するコンサート、第22回セビリア市ニュー・ヴォイス・コンクール最終ガラ、2025年マラガ市国際ピアノコンクール優勝者ボグダン・ドゥガリッチをソリストに迎えた定期演奏会などが開催される。
サーシャ・ヤンケヴィチマキシム・リシインマエストランサ劇場
🇷🇴 ルーマニアピアノレビューMundoclasico9/26 09:02
ネルソン・ゲルナーがジョルジェ・エネスク国際コンクール2026の枠組みでピアノリサイタルを開催
Música sin más
ジョルジェ・エネスク国際コンクール2026のピアノ部門審査員を務めるネルソン・ゲルナーが、ファイナリストのオーケストラ練習日にリサイタルを行った。バッハのトッカータ BWV 911、シューマンの幻想曲 作品17、シューベルトのソナタ D 958を演奏し、アンコールではショパン、ラフマニノフ、ブラームスの楽曲を披露した。
ネルソン・ゲルナーショアン・M・カレイラアテネオ
🇧🇷 ブラジルコンクールニュースGoogle News BR 一般9/26 08:33
TVクルトゥーラがクラシック音楽オーディション番組「プレルーディオ 2026」の応募受付を9月30日まで延長
TV Cultura prorroga inscrições para o Prelúdio 2026 até 30 de setembro; saiba como participar - TV Cultura
TVクルトゥーラは、「プレルーディオ 2026」の応募受付期間を9月30日まで延長することを発表しました。
タグ
北村陽ファン・マンブーランジェプーランクドビュッシー藤倉大ショスタコービッチイェンスペーター・マインツNobody’s Nothingsチェロとピアノのためのソナタ
原文を読む → Google News JP 現代音楽
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る