Klassikherbst in München: Pultstars und Klaviergötter - SZ.de
ミュンヘンの秋のクラシック公演:クルレンツィス、ラン・ラン、シフ、キーシンらがイザールフィルハーモニーなどに登場
来春マドリードにいれば、直接の比較ができるだろう。同地では数週間のうちに指揮者テオドール・クルレンツィスが、4月4日にテアトロ・レアルで自身のユートピア・フェスティバル管弦楽団と、続いて5月24日にアウディトリオ・ナシオナル・デ・ムジカで著名なアンサンブルであるムジカエテルナと相次いでコンサートを行う。
ロシア・サンクトペテルブルクのラジオの家に本拠を置くムジカエテルナとともに、クルレンツィスがドイツで演奏したのは、ロシアによるウクライナ侵攻開始から9か月後の2022年11月、ドルトムントが最後となった。制裁対象となっているVTB銀行などによる同オーケストラの資金提供や、一部の団員がソーシャルメディア上で国家主義的な投稿を行って注目されたことから、ドイツの主催者たちはそれ以来ムジカエテルナとの関わりを避けている。しかし、クルレンツィス自身についてはそうではない。
プーチンの戦争に対して沈黙を守るロシア国籍を持つこのギリシャ人指揮者は、2024年6月までSWR交響楽団の首席指揮者を務めただけではない。彼はすでに2022年10月にフィルハーモニー・ルクセンブルクで、ウェブサイトによれば世界中の演奏家が参加する新設のユートピア・フェスティバル管弦楽団と初コンサートを行っていた。同団の本拠地はベルリンにある。クルレンツィスはユートピアとともにミュンヘンでもすでに客演しており、直近では5月に演奏した。イザールフィルハーモニーでの次回の公演日は11月9日である。クルレンツィスがムジカエテルナと印象的な録音を残しているストラヴィンスキーの『春の祭典』が演奏される。ユートピアがライブでどのように演奏するかが注目される。
11月はイザールフィルハーモニーにおいて「ピアノの巨匠たちの月」にもなる。早くも11月1日にはラン・ランが再びミュンヘンで演奏し、ベートーヴェンの『悲愴』などを披露する。11月8日にはミュンヘン出身のアリス=紗良・オットがルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団とともにベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏する。11月18日には特別な世代間の頂上会談が実現し、サー・アンドラーシュ・シフ(72歳)とエフゲニー・キーシン(55歳)のために2台のグランドピアノが運び込まれ、2台ピアノ版のスメタナ『モルダウ』などが演奏される。
イザールフィルハーモニーには、さらなる特別なデュオの出演も予定されている。イタリアのピアニストであるベアトリーチェ・ラナと、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の音楽監督ヤニック・ネゼ=セガンは、2022年にミュンヘンのヘラクレスザールでバイエルン放送交響楽団と共演して以来の登場となる。11月28日にネゼ=セガンはヨーロッパ室内管弦楽団を指揮し、ヨハネス・ブラームスの音楽に捧げられたプログラムが組まれる。
また、注目のヴァイオリニストたちもイザールフィルハーモニーに出演する。まだ24歳のヴァイオリニスト、タシロ・プロプストが11月10日に演奏する。それより2歳若いカナダのジャック・フォレスティエは、11月15日にミュンヘン交響楽団と共演する。さらに偉大なヴァイオリニストと偉大な指揮者として、リサ・バティアシュヴィリが11月17日にイヴァン・フィッシャー率いるブダペスト祝祭管弦楽団とともに登場する。
プリンツレゲンテントーアターも活況を呈している。11月8日にはイスラエルのマンドリン奏者アヴィ・アヴィタルがバイエルン放送交響楽団室内管弦楽団と共演する。11月9日には、バリトン歌手でオーパス・クラシック受賞者のアンドレ・シュエンとピアニストのジュリアス・ドレイクが、全曲シューマンのプログラムによる歌曲の夕べを開催する。
それに先立つ11月7日には、同劇場で「ARD音楽コンクール75周年」記念コンサートが予定されている。アントワン・タメスティ(ヴィオラ)やルーカス・シュテルナート(ピアノ)といった歴代の受賞者たちが出演する。中でも特に期待されているのがトーマス・クヴァストホフである。このバス・バリトン歌手は2012年に歌手活動から引退した。それ以降は教授、朗読者、司会者として、またとりわけ優れたジャズの歌い手として活躍している。大晦日をウィーンで過ごすのも良いだろう。ウィーン・コンツェルトハウスでトーマス・クヴァストホフはフランク・シナトラの楽曲を歌う予定である。

