Beethovens Siebente mit Carlos Kleiber aus Wien | SA | 05 09 2026 | 13:00 - oe1.ORF.at
カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェン:交響曲第7番の録音について
番組「LongPlay」は、録音史における重要なアルバムを聴き、70年代のウィーンへと遡ります。
1975年11月末から1976年1月にかけて、当時45歳のカルロス・クライバーとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、ウィーン・ムジークフェラインの黄金の間で、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第7番を録音するために集まりました。半世紀を経た現在も、この録音はカタログの至宝と見なされています。
この名門オーケストラと、当時すでに「中世代で最も才能ある指揮者」としてエキセントリックな存在と見なされていたクライバーは、1973年10月にウィーン国立歌劇場でのワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の新演出(全5公演)を通じて間接的に出会いました。その後、1974年春にはベートーヴェンの交響曲第5番の録音が完成し、同年5月の『ばらの騎士』、10月のブラチスラヴァでのライブコンサート(クライバーのウィーン・フィル指揮者としての公式デビュー)へと続きました。
第7番の録音時、ウィーン・フィルはクライバーという指揮者に何を期待すべきか、あるいは、気まぐれな彼に対して何が起こるか分からないということを理解していました。極めて神経質でありながら根本的に不安定な面も持つクライバーは、型破りな手段で自身の目標を追求しました。リハーサルでの彼の比喩に富んだ言葉は、ある者を熱狂させ、ある者を困惑させました。例えば、指揮者がティンパニの席に座り、自分が望む技術的な可能性を困惑する奏者に実演して見せるような場面もありました。
「LongPlay」は詳細に耳を傾けます。クライバーは何を求め、何を変えたのか。他の解釈では見過ごされがちな、彼が重要視した細部とは何か。ウィーン・フィルはそれをどう実現したのか。彼ら自身の演奏伝統や音響文化をどう持ち込んだのか。番組ではベートーヴェンの第7番の全楽章を聴きます。全体を通して聴くことで初めて、クライバーがどのようにして「円を四角にする」という難題を成し遂げたのかが見えてきます。それは、スタジオ録音に求められる精密さと、彼が演奏の瞬間に単なる正確さよりもはるかに重要視していた「張り詰めた雰囲気」や「溢れ出る表現」を両立させることでした。
