L’Opéra de Dijon, Grand Théâtre et Auditorium (Guide)
ディジョン・オペラ座のガイドブックが刊行される
ディジョン・オペラ座が2014年に上演した『ペレグリーナ』の舞台美術(イタリア風)の模型が表紙を飾っています。本書は、訪問者や観光客にとって貴重な、しっかりと調査された小規模なガイドブックです。その発表と出版は、ディジョン・オペラ座が広く門戸を開く「文化遺産の日」に行われます。適切かつ豊富に図版が盛り込まれ、実用的な形式でまとめられた本書は、観客の期待に応えるものであり、昨年からディジョン・オペラ座の館長を務めるアントネッラ・ゼッダによる最初の出版活動となります。
建築とオペラ活動の混同(*)を除けば、本書は期待に沿う内容です。明快で読みやすく、誰にでも親しみやすい文章で、多数の写真や2つの建物の断面図・平面図が添えられています。参考文献には、地元のディジョン出身者であり、地元のオペラ活動の当事者(かつ批判者)であったジャン=ルイ・ロワ(作家ジュール・ロワの息子)による非常に個人的な証言である2冊の著作が記載されていません。これらは近年の出版物の中で唯一興味深いものです(**)。ディジョンのオペラとオペラ活動に関する記録に基づいた歴史は、依然として執筆される必要があります。その組織、運営、レパートリー、アーティスト、観客といった題材は豊富で、アクセス可能です。
(*)「トリポ(賭博場)」や1717年の変遷について言及しているものの、この小冊子はディジョン・オペラ座の誕生を現在のグラン・テアトルが開場した1828年としています。しかし、ディジョン初の常設舞台を設立するために協力したのは、ジャン=バティスト・カッピュスとクロード・ラモー(ジャン=フィリップ・ラモーの兄弟)でした。
(**)
- ルイ・フィンヌ(ジャン=ルイ・ロワの筆名)、『ディジョン・オーディトリアム、死せる生者の解剖』[市長、ミューズ、そして建築家]、パリ、ラルマッタン、2004年。
- ジャン=ルイ・ロワ、『ディジョン・オーディトリアム、まもなく20年』、パリ、ラルマッタン、2015年。
記事「ディジョン・オペラ座、グラン・テアトルおよびオーディトリアム(ガイド)」は「Forum Opéra」に最初に掲載されました。
