Laura Vega y Cecilia Bercovich, Premios Nacionales de Música 2026
作曲家のラウラ・ベガとヴァイオリニストのセシリア・ベルコヴィッチが2026年度スペイン国家音楽賞を受賞
作曲家のラウラ・ベガ(写真右)とヴァイオリニストのセシリア・ベルコヴィッチ(写真左)が、スペイン文化省より2026年度国家音楽賞を授与された。各部門(作曲および演奏)の賞金は3万ユーロである。
ラウラ・ベガ(1978年、グラン・カナリア島生まれ)について、審査員は「スペイン現代音楽を大きく豊かにした創造的言語の個性と成熟度」、伝統と革新を統合する能力、そして彼女の作品とカナリア諸島の文化的アイデンティティとの結びつきを高く評価した。この賞は特に2025年の活動を対象としており、同年に彼女はギターとオーケストラのための『Riojana』、『Más allá de los mundos III』、金管五重奏曲『Al-Wadi』などを初演した。ベガはラス・パルマス・デ・グラン・カナリア高等音楽院でピアノ、和声、対位法、作曲を学び、その後ホセ・ルイス・デ・デラスとホセ・マリア・サンチェス=ヴェルデューのもとで研鑽を積んだ。彼女の作品カタログは80曲を超え、オーケストラ作品を中心に多様な編成のための音楽が含まれる。作品には『Imágenes de una isla』、『In Paradisum』、『Ángel de luz』、『Galdosiana』、『Caelum in Terra』、『Zafra』などがある。
演奏部門の国家音楽賞はセシリア・ベルコヴィッチ(1986年、マドリード生まれ)に贈られた。ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオラ・ダモーレの奏者である彼女について、審査員は「その卓越した技巧と、異なるスタイルや技法を等しく成功させる能力」、そしてスペインの音楽遺産および20世紀・21世紀の創作に対する献身を評価した。2025年、ベルコヴィッチはムジカエテルナやルツェルン祝祭管弦楽団のアンサンブルへの参加に加え、16作品の初演を行い、そのうち10作品はスペインの女性作曲家によるものだった。これまでのキャリアにおいて、オーケストラや室内楽の活動と、現代音楽や即興演奏を両立させており、アンサンブル・メイターやルツェルン・フェスティバル・コンテンポラリー・アンサンブルなどの団体に所属している。2023年からはムルシア高等音楽院のヴィオラ教授を務めている。
(セシリア・ベルコヴィッチ写真:ホアキン・クラレス。ラウラ・ベガ写真:マテオ・エチャグエ)



