De Faust à Werther, Julien Dran séduit la Scala avant Montréal
ジュリアン・ドランがミラノ・スカラ座の『ファウスト』で好評を博し、続いてモントリオール歌劇場の『ウェルテル』に出演へ
10月29日、ジュリアン・ドランはミラノ・スカラ座において、ヴィットリオ・グリゴーロと分け合う形でグノー作曲『ファウスト』のタイトルロールを務め、同劇場デビューを果たした。ミラノの聴衆は「清らかな住まい(Salut ! demeure chaste et pure)」の後に彼を呼び戻し、カーテンコールでも再び称賛を送った。
『Connessi all’Opera』誌のステファノ・バルビアーニは、高音が無理なく伸びる明瞭で柔軟な声に魅了されつつも、特にメッツァ・ヴォーチェやスフランド(息を長く保つ音)といったハーフ・トーン、決して力まないエレガントなファウスト役の歌唱に注目した。『Il Corriere Musicale』紙のルカ・キエーリチは、素晴らしいメフィストフェレスと評したアレックス・エスポジトと並べてドランを取り上げた。マルグリート役はエカテリーナ・バカノヴァが歌い、ダニエレ・ルスティオーニの指揮、ヨハネス・エラートの演出で上演されている。なお、10月20日に予定されていた初日はストライキのため中止となった。
パリはこのファウストをすでに知っていた。2025年6月(※原文ママ)、オペラ=コミック座において、本誌(Forum Opéra)のクリストフ・リズーは「大舞台に現れた新たなファウスト」と称え、スタイル感のある歌唱と適切にコントロールされたミックスボイスを賞賛した。ドランはその後、編集部による2024-2025シーズンの「お気に入り」にも選出された。
今夜ミラノでの最後の『ファウスト』を終えた後、彼にはゲーテによるもう一人の主人公が待っている。11月21日、ドランはモントリオール歌劇場にてマスネ作曲『ウェルテル』でデビューを飾り、ジュリー・ブリアンヌ(シャルロット役)、ソフィー・ノーベール(ソフィー役)、ユーゴ・ラポルト(アルベール役)と共演する。ジャック・ラコンブがメトロポリタン管弦楽団を指揮し、アラン・ゴーティエが演出を手がける。公演は11月21日、26日、29日に行われる。
